W杯欧州予選プレーオフ第1戦でスウェーデンに0-1で敗れたイタリア代表のベントゥラ監督に向けた同代表OBからのメッセージを、12日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが掲載した。

 06年W杯優勝メンバーのピルロはSKYのインタビューに答えて「ロングパスではなく短いパスをつなげていき、スピードを出してイタリアの上回るテクニックを使ったほうがいい。そうするとインシーニェが生きてくる。忍耐とアイデアを瞬時に考え出すスピードが必要だ。私だったら4-3-3のような、より攻撃的な戦い方で行くだろう。それによってインシーニェは最終30メートル内で自由に動けるようになる」と話した。

 W杯4回出場のベルゴミは「戦術よりも、落ち着いてプレーする態度が重要になってくる。チームは(予選で敗れた)スペイン戦後、回復せず、まだ恐れを抱いているように見える」とした。

 82年大会優勝のゾフは「今は団結したチームに戻ることが必要で、焦ってはならない」としている。