リバプール(イングランド)がブラジル代表FWコウチーニョのハットトリック、日本とW杯1次リーグ同組のセネガル代表FWマネの2得点などで、ホームでスパルタク・モスクワ(ロシア)に7-0で圧勝し、1位突破を決めた。

 リバプールは前半4分、FWサラーが倒されて得たPKをコウチーニョが右足でゴール右へ決めて先制。同15分にもカウンターからコウチーニョが右クロスをフリーで左足で流し込んで2点目を奪い、その3分後にも相手ミスを奪ったカウンターからFWフィルミーノがこぼれ球を右足で押し込み、3-0で前半を折り返した。

 後半に入ってもゴールラッシュは続き、同2分にマネが左クロスを鮮やかな右足ボレーでたたき込み4点目。同5分にはコウチーニョが左足シュートを相手DFに当てながらもねじ込んでハットトリックを達成。さらに同31分、マネが右からの折り返しが後方へずれながらも強引に右足を合わせる身体能力の高さを見せつけて、6点目をゲット。同41分にサラーが至近距離から右足で蹴り込んで7点目を決め、ゴールショーは幕を閉じた。

 リバプールは3勝3分けの勝ち点12で1位通過。マリボル(スロベニア)と1-1で引き分けたセビリア(スペイン)が2位で決勝トーナメント進出を決めた。スパルタク・モスクワは3位で欧州リーグ決勝トーナメントへ回る。