MF森岡亮太が所属するワースランドベベレンは、ホームでスタンダールを3-1で下した。

 18試合連続で先発した森岡は0-1とリードされた前半36分、左CKを右足でニアサイドに上げ、MFセックの同点のヘディングシュートをアシスト。「いつもイブラ(・セック)と残って2人でセットプレー(の練習)やってたんで、そういう形ではすごい良かった」と喜んだ。

 チームは後半4分にFWテリンが自らのシュートのはね返りを左足で押し込んで勝ち越し、同27分には高い位置で相手ボールを奪ったMFアムポマーが右足で蹴り込んで突き放した。

 中盤で前を向いてゲームメークした森岡は「最初もったいない失点の仕方をしましたけど、その後はほとんどパーフェクトゲームに近い試合をした。ボランチ2人のところでだいぶ勝ててたんで、その分フリーでスペースを探せた。セカンド(ボール)とかも拾えましたし、距離感が無くなって、しっかり真ん中でも繋げてサイドチェンジという自分たちがしたいことを、ピッチ上で最後まで出来た」と試合を振り返った。次節はロケレンでダービー戦だが、「あんまり意識してないですね。もちろんダービーの重要性は分かりますけど、毎試合一緒なんで、勝ち点3ポイント目指してどれだけ出来るかというところが、どの相手でもあんまり変わらない。プレッシャーというのは、ダービーであるかもですけど、目指すところは変わらないです」と冷静に見据えた。

 ワースランドベベレンは7勝3分け8敗の勝ち点24で暫定7位。