欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦でバイエルン・ミュンヘンはベシクタシュ(トルコ)に3-1で勝ち、2戦合計8-1でベスト8進出を決めた。結果的には完全に問題はないが、試合後にBミュンヘン選手は納得していないようだったと、15日の独紙ビルトが報じた。

 トーマス・ミュラーは「満足できない時間帯があった。後半途中にボールロストが多く、落ち着きがなくなってしまった。少しあわただしくなってしまった」とコメント。ジェローム・ボアテングは「僕らは愚かなミス、愚かなファウル、愚かなボールロストをしてしまった。あそこは直さないと。あれだけの点差がなかったら、もっと厳しくなることもあった」と話した。

 ミュラーはまた第1戦でラフィーニャ、フンメルス、ボアテングと3人が警告をもらっていたことにも言及。「ああした試合展開で3枚のイエローカードをもらってしまったのは本当に腹立たしい。あれは僕らのプランじゃなかった」とコメント。準々決勝第2戦が終わった段階で累積警告3枚だと、準決勝第1戦で出場停止となる。

 そのため完璧主義者のミュラーにとっては不要な警告は納得いかないようだった。それでも準々決勝進出を喜んでいる。「結果は素晴らしい。アウェーで3-1で勝利できるのは満足以上のものだよ」と話していた。