バイエルン・ミュンヘンは1-2の後半18分にコロンビア代表ロドリゲスが角度のないところから右足で決めて追い付いた。その後も攻勢を仕掛けたが、あと一押しができずに5季ぶりの決勝進出はならなかった。

 第1戦でパスミスからカウンター攻撃を浴びて失点したのに続き、第2戦ではGKウルライヒがバックパスへの対応を誤って蹴り出せず、信じられないような形でゴールを献上した。ハインケス監督は「ウルライヒは手で触っていいのかどうか、混乱していた。ただ、自分たちにも得点のチャンスはたくさんあった」と、もう1点が奪えなかった攻撃面を悔やんだ。