トルコ1部で3季ぶり21度目の優勝を飾ったガラタサライのDF長友佑都(31)が地元新聞社「トルコ・トゥルキエ」のインタビューに応じ、自分を快く受け入れてくれたクラブに残留したい思いなどを語った。

 22日の電子版の記事で、長友は「このチームにいられてとてもハッピー。もし今、独自に決断できる決定権があるとしたら、100%ガラタサライに残留したいですよ。でも、これだけは、インテルとガラタサライのクラブ間がどんな決断にいたるか、それ次第なので。どうなるか待ってみます」と語っている。

 今季前半の長友はインテルミラノで出番を減らし、1月にガラタサライへの期限付き移籍を決断。新天地で過ごしたこの半年について「チームメートをはじめ、クラブの皆さんが、僕にいつも快く手伝ってくれてうれしかった」と自分に合う環境だったとし、続けて食事面での好相性を強調した。「トルコの料理は、どれも信じられないぐらいおいしいです。魚も肉料理も、大好き。できることなら、ガラタサライのクラブのシェフを日本に連れて帰りたい」。インテルミラノ時代から専属シェフとして加藤超也氏と契約し、トルコでもサポートを受けるほど食事を大切にしているだけに、地元の料理が口によく合っていることをうかがわせた。

 記事では、移籍前にインテルの「ガラタサライOB」3人、元オラン代表MFスナイダーと元ブラジル代表MFフェリペ・メロ、そしてマンチーニ監督に相談したといい、長友は「みんな口をそろえて絶対行くべきだ、と言ったんです。さすがにその通りでしたね。彼らの言うことを聞いておいてよかったです」と振り返っている。