ドルトムントは7日に合宿地のスイスでダブルヘッダーで練習試合を行い、MF香川真司(29)はチューリヒ(スイス)戦で1アシストをマークした。中盤の右で先発し、前半23分にDFの背後に抜け出したロイスへ、浮き球の長いパスを通してゴールをお膳立て。地元紙に「夢のように美しいパス」と称賛された。

 同時に新加入のデンマーク代表MFデラネイと連係を試み、後半にはシュートが枠を直撃する場面も。後半25分までプレーし、試合は4-3で勝った。第2試合のナポリ戦には香川は出場せず、試合は1-3で敗れた。ベシクタシュ(トルコ)からのオファー話が取りざたされている香川だが、ひとまずドルトムントの中で順調に調整しているようだ。