パリサンジェルマンへの移籍話が取りざたされているバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表DFジェローム・ボアテング(29)について、チームメートのFWアリエン・ロッベンが残留を強く求めた。10日の独紙ビルトが報じた。

 ロッベンは「(バルセロナ移籍の)ビダル以外には誰も手放さないことが重要だ。昨季より多くのタイトルを獲得するという目標を達成するため、チームは一丸となって残らなければならない。ジェロームは僕にとって世界最高のセンターバックだ。多くの成功をともに成し遂げてきたし、もう長いこと一緒にやっている。チームにとって大事なんだ」とコメントしている。

 コバチ監督はボアテングといい話し合いを持ったとし、簡単に手放すつもりはない。一方でクラブ首脳陣のルンメニゲ氏とヘーネス氏は5000万ユーロ(約65億円)で放出する意向のようだ。移籍金に関する交渉が行われる前に、パリSGとボアテングとで合意に達する必要がある。