バルセロナはラフィーニャとジョルディ・アルバのゴールで2-0でインテルを下し、開幕3連勝とした。大黒柱メッシを故障で欠く中、1次リーグ首位突破と、28日のレアル・マドリード戦に向けてはずみのつく勝利となった。

試合は序盤からバルセロナがインテルを自陣に閉じ込めて進んだ。前半32分、メッシの代役を任されたラフィーニャが中央を突破し、右サイドのスアレスにボールを預ける。そこからのクロスにDFの背後に抜け出してダイレクトボレーで合わせて先制点とした。

前半終了間際、ゴール前中央でのFKのチャンスも、コウチーニョのシュートが壁に当たってわずかにゴール左へと外れた。

前半はバルセロナのプレスの網を抜け出せなかったインテルだが、後半は少しずつゴールへと攻め込む時間がでてきた。だが、スアレスが右サイドバックをかわしてペナルティーエリア内に入ってシュートなど、バルサが好機をつくりつづけた。後半25分にはカウンターから最後はコウチーニョがシュート。これはバーをたたいて追加点にはならなかった。同38分、ラキティッチの縦パスに相手DFを振り切ったジョルディ・アルバが左足で待望の追加点を挙げた。

試合終了間際には会場内にメッシへのコールが響いた。負傷した右腕をつりながらも観戦したエースも満足できる内容と結果だった。(山本孔一通信員)