ドルトムントからトルコ1部ベシクタシュへ移籍したMF香川真司(29)が、3日(日本時間4日)に行われるアウェーのアンタルヤスポル戦の遠征メンバーに入り、さっそくデビューの可能性が出てきた。2日の練習後に遠征メンバーがクラブの公式サイトで発表された。

地元紙の多くが1面で報じるなど大フィーバーとなった香川に早くもチャンスが訪れそうだ。1月31日にトルコ入りして1日に初練習。わずか2日間の練習しかしていない香川を、ギュネシュ監督がいきなり遠征メンバーリストに入れる決断を下した。

現地メディアが指摘した「試合勘」と「連係」に不安を残す香川だが、連係面に関してはクラブ公式動画で「オファーを受けた時からベシクタシュの試合を見ている」と明かしており、予習済み。完全とはいかないものの、ある程度、選手の特徴をつかんでいる。期待が膨らむ。