チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドで監督を務めたジョゼ・モウリーニョ氏(56)が、6月までに監督復帰を目指していると23日付の英BBC電子版が報じた。

モウリーニョ氏は昨年12月、マンチェスターUから解雇された。同氏は、すでに3、4つのオファーを断ったことを明かし、次の仕事に向けて準備を進めているとした。

「新天地へ6月には復帰したい。新たなプレシーズンにむけてだね。何が嫌で何がいいのかはっきりと分かっている。クラブを特定するものではなく、仕事の本質や奥行きという意味でね」とBelnスポーツのインタビューに答えた。

「次の仕事に向けて、自分で準備をしている」と続けたが、代表監督になるという可能性は否定した。22年ワールドカップ(W杯)カタール大会で指揮をとる可能性を聞かれたモウリーニョ氏は「そうはならないと思う。日々のサッカー、日々の仕事やたくさんの大会が好きだ。試合が好きだし、クラブレベルにとどまりたい」と答えた。(A・アウグスティニャク通信員)