フランス1部トゥールーズの日本代表DF昌子源(26)は、王者パリサンジェルマン戦でフランス代表FWエムバペとマッチアップした。前半17分の1対1では、またぎフェイントを出されると体勢を崩して転倒。ぶち抜かれてシュートまで持って行かれたが、GKの好セーブで難を逃れた。その後は、我慢強く守っていたが後半29分、右からのクロスを胸トラップしたエムバペに身体を寄せられず。約2メートル離れた所からシュートを見送ることしかできずに決勝点を献上してしまった。

世界トップクラスのストライカーとの対戦に「面白かった。個人的には90分が短く感じた」と、敗れはしたものの充実感を口にした。さらに「世界最高峰の選手と対戦できる機会はなかなかない。いろいろなトライができた」。公式戦10試合連続のフル出場と出続けている昌子にとって、大きな経験となった。