トルコリーグ初の日本人対決は、長友に軍配が上がった。優勝の可能性を残す2チームの直接対決は、警告が8枚飛ぶ大荒れの試合となった。
ガラタサライDF長友佑都はフル出場し、チームを勝利に導き、首位浮上に貢献した。一方、ベシクタシュMF香川真司は後半30分から出場したが、流れを変えることはできなかった。試合後、2人はユニホームを交換した。
以下は、香川との一問一答。
-もう少し早い時間から出るのかと思いました。
香川 そうですね。その通りで、そのように準備もしてきたんで。悔しいところでありますけど。別に調子は悪くなかったし、継続できてたんで。そういう意味で非常に悔しいです。
-ゴールのチャンスがあった。
香川 そうですね。流れ的に非常によかったんで。声出して呼んだんですけど、聞こえたのか分からないけど。シュートはしっかり打ち切れていたから、入ってもおかしくなかったですけど。
-オレオレみたいなところがある。
香川 そうですね。それがこのリーグのよさでもあるんで。バランスというかそれだけではうまくいかないこともあるんで。それが、最後の精度に出たんではないかと思います。
-ダービーは最初から出たかったのでは。
香川 そうですね。なかなか味わえない雰囲気だったし、試合前も含めて。本当に最高の雰囲気で。やれるんだなあという思いでみてたんで。もう少し時間がほしかったです。日々トレーニングしていく。ダービーでユウト(長友)がスタメン出ていて、責任感のあるプレーというか、カバリングも下がらずやっていたし。絶対的にミスを冒さずやっていたし、それを見て圧倒的な存在感というものを見ながら感じたんで。ここで生き抜くことは非常にタフだと思うし。そこをやり続けているというのは、それだけのトレーニングと準備をしているからかなあと、思います。
-刺激になった。
香川 刺激になりましたね。一緒に戦えてよかったです。勝ちたかったけど。負けたんで。また、次勝てるように、がんばっていきたいと思います。
(オルムシュ由香通信員)