バルセロナが今夏に獲得を狙うインテル・ミラノのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(22)本人と契約合意に達したと、スペイン紙スポルト電子版が2日に報じた。

イタリアでの情報を元に同紙は、バルセロナがすでにラウタロ・マルティネスと5年契約の年俸約1200万ユーロ(約14億4000万円)プラスボーナスという内容で合意したと伝えている。残すはクラブ間合意だけになったとのことだ。

バルセロナは今年2月より、契約解除金が1億1100万ユーロ(約133億2000万円)に設定されているラウタロ・マルティネスに対するレアル・マドリードとマンチェスター・シティの興味を阻止するため、獲得に力を入れ始め、それ以降、何度も交渉を行ってきた。

そして現在、バルセロナが約6000万ユーロ(約72億円)プラス2選手の譲渡という提案を計画している一方、インテル・ミラノは最低でも現金で8000万ユーロ(約96億円)を欲していると伝えられている。(高橋智行通信員)