レアル・マドリードの黄金期を築くフロレンティーノ・ペレス会長。その豪腕会長が任期中に獲得してきた選手の移籍金上位13選手を、6日付スペイン紙アス電子版が報じている。

ペレス会長は2000年から06年、09年から現在に至るまで2期に渡ってRマドリード会長を務め黄金期を築き上げてきた。第1期会長時代はフィーゴ、ジダン、ロナウド、ベッカムなどを獲得し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)に1度優勝している。

現在の第2期会長時代はクリスティアーノ・ロナウド、カカ、そして現在も所属しているベンゼマ、ヴァラン、モドリッチ、カゼミーロ、クロース、ベール、ハメス・ロドリゲス、アザール、さらにはビニシウス、ロドリゴ、久保建英ら将来性豊かな選手たちと次々に契約を結び、欧州CLのタイトルを4度獲得した。

移籍金最高額の選手は13年夏にトットナムから入団したベールで1億100万ユーロ(約121億2000万円)。続いて昨夏、チェルシーから入団したアザールが1億ユーロ(約120億円)、3位が09年夏、フロレンティーノ・ペレスの会長再就任の目玉選手として09年夏にマンチェスター・ユナイテッドから入団したC・ロナウド(現ユベントス)で9600万ユーロ(約115億2000万円)となっている。

トップ13の中、ベール、アザール、ハメス、ヨヴィッチ、ミリトン、メンディ、ヴィニシウス、ロドリゴの8選手が今季所属しているが、これは近年、移籍金が高騰していることを意味している。

移籍金上位13選手は次の通り。

1位 ベール(ウェールズ) 1億100万ユーロ(約121億2000万円)

2位 アザール(ベルギー) 1億ユーロ(約120億円)

3位 C・ロナウド(ポルトガル) 9600万ユーロ(約115億2000万円)

4位 ジダン(フランス) 7750万ユーロ(93億円)

5位 ハメス・ロドリゲス(コロンビア) 7500万ユーロ(約90億円)

6位 カカ(ブラジル) 6700万ユーロ(約80億4000万円)

7位 ヨヴィッチ(セルビア)、フィーゴ(ポルトガル) 6000万ユーロ(約72億円) 

9位 ミリトン(ブラジル) 5000万ユーロ(約60億円)

10位 メンディ(フランス) 4800万ユーロ(約57億6000万円)

11位 ロナウド、ビニシウス、ロドリゴ(ブラジル) 4500万ユーロ(約54億円)

(高橋智行通信員)