元鹿島アントラーズのFW鈴木優磨(24=シントトロイデン)とDF安西幸輝(25=ポルティモネンセ)が20日、地元支援のキャンペーンを開始した。

選手から個人宛てのメッセージ動画が届く有料サービス「PasYou」での収益でサッカーボールを購入し、鈴木は地元銚子市の少年団に、安西は地元川口市の少年団に、それぞれ寄贈するという。

安西は「プレーすることを取り上げられた今、他の方法で何かできることはないかと、元チームメートの鈴木優磨と何度か話をしました。僕たちに共通していたのは、地元を元気づけたい、明るいニュースを届けたいということと、いつも応援してくれている方々に、少しでも前向きになってもらいたいという気持ちでした」などとコメント。

鈴木は「ベルギーでコロナが深刻化し、帰国することになりました。帰国して医療従事者の友人と話をすると、ニュースで聞く以上に深刻な状況だと知りました。また医療従事者の方々は、自分たちが感染リスクを背負いながらも奮闘している話を聞いて、何か自分にもできることはないかと考え始め、今回の企画に参加させていただくことにしました。(中略)僕が銚子市で過ごしていた時は、身近でプロの存在を感じたりすることができなかったので、僕が少しずつそういう機会をつくっていきたいなと思っています」とコメントしている。