昨年11月に60歳で死去したディエゴ・マラドーナ氏の死因を調べている警察当局が、あらたに3人の人物を捜査対象に加えたとESPN電子版が報じた。

マラドーナ氏はブエノスアイレスの病院で脳の手術を受け、無事成功した後、退院して2週間たった11月25日に心臓発作を起こして死去した。術後の処置に過失があった可能性があり、当局は手術の執刀医とマラドーナ氏を担当していた精神科医を捜査中。

ESPN電子版によると、さらに死の数カ月前からマラドーナ氏の精神状態を診ていた心理学者と2人の看護師が捜査対象に加わったという。

マラドーナ氏については地元メディアが、術後に適切な医学的処置が行われていなかったと告発。同氏の取り巻きによってアルコールとマリフアナが与えられていたと報じていた。ただ検視ではアルコールや薬物は検出されなかった。