アーセナル買収に興味を示していた音楽配信サービス「スポティファイ」CEOダニエル・エク氏(38)が、正式オファーがクラブ側から断られたことを明かした。

エク氏は自身のツイッターに声明を発表。「今日、私がまだ正式オファーをしていないという不正確な情報が流れてきたので、訂正されていただきます。今週、正式にオファーをしましたが、彼ら(オーナー側)の返事は『お金は必要としていない』とのことでした。彼らの決定は尊重しますが、引き続き買収については関心を持っていますので、状況が変わった時にはいつでも手を挙げるつもりです」とした。

アーセナルはオーナーである米国人実業家スタン・クロエンケ氏がCEOを務めるクロエンケ・スポーツ&エンターテインメント(KSE)が運営しており、これまで何度も「クラブを売却する意思はなく、オファーが来ても検討しない」と明言していた。