米女子プロサッカーリーグNWSLは、永里優季が所属するレーシング・ルイビルと川澄奈穂美のゴッサムの対戦など1、2日に行われる予定だった5試合を延期とした。5試合がいつ行われるかは未定。川澄は自身のインスタグラムで試合の延期を伝えている。

2010年以降、複数のチームにおいて、複数の選手に対して、性行為の強制や不適切な発言などのセクシャル・ハラスメントがあったとして、9月30日にノースカロライナのポール・ライリー監督が解任された。それを受け、国際サッカー連盟(FIFA)も調査を開始すると発表。米女子代表のラピノーやモーガンらがリーグ側の対応を非難。NWSL選手会が試合の延期を求めたもようだ。

1日午後にはリサ・ベアード・コミッショナーが「この週末は選手、スタッフたちにとってトラウマ(心的外傷)となるようなものだった。私はすべての責任をとりたい。多くの人々が感じている痛みについて、本当に申し訳なく思う」と話して辞任を発表した。