パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が「いつの日か強化技術部長になりたい」と将来的なバルサ復帰を希望した。スペイン紙スポルトが10月31日に伝えた。

メッシは今年6月30日の契約満了後、バルセロナとの再契約で合意したものの、クラブの財政難とスペインリーグのサラリーキャップ(選手年俸などの総額等)の規定で、退団を余儀なくされた。

しかしメッシはスポルト紙のインタビューで、バルセロナに戻りたいかと聞かれると「もちろんだ。これまでずっと言ってきたが、自分が役に立てるならクラブに貢献したいし、クラブがうまくいくように手助けしたい。いつの日か強化技術部長になりたいと思っているんだ。バルセロナでそうなれるか分からないし、違う形になるかもしれないけどね」と希望した。

さらにメッシは続けて「可能性があるならまた戻り、できる限りの貢献をしたい。なぜならバルセロナは僕が愛するクラブだからね。今後も素晴らしいクラブでいてほしいし、成長し続け、世界最高のクラブのひとつであり続けてほしいと思っている」と古巣への愛情を訴えていたという。(高橋智行通信員)