アトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(30)が右足大腿(だいたい)部を負傷したことをクラブが14日に発表した。

グリーズマンは12日に行われたスペインリーグ第17節に先発出場するも、右足に違和感がありハーフタイムでの交代を余儀なくされた。その後、14日に検査を受け、同箇所のケガが判明している。

クラブは復帰時期を明確にしていないが、スペイン紙アスは18日に行われる次節セビージャ戦の欠場が確実で、年内最終戦となる22日のグラナダ戦にも出場できない可能性があると伝えている。

また、同紙によるとグリーズマンがAマドリードでのキャリアで負傷欠場するのは前回所属した期間を含め、通算5年半で2度目であるという。これまで唯一ケガで欠場したのは2017年12月10日のベティス戦1試合のみだった。

グリーズマンは今季のAマドリード加入後、アウェーで行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦を出場停止で欠場したのを除き、公式戦全試合に出場して7得点3アシストを記録し、攻撃の中心の1人になっている。(高橋智行通信員)