スポーツ仲裁裁判所(CAS)が21日、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)の措置の一時凍結を求めたロシアサッカー連合の3回目の訴えを退けたと、APが報じた。今週行われるワールドカップ(W杯)カタール大会欧州予選プレーオフ前に、要請の却下が再び決まった。

これにより、24日にロシアと対戦予定だったポーランドは不戦勝となり、29日にスウェーデン-チェコの勝者と本大会出場を懸けて対戦することが確実になった。この3チームは、すでにロシアとの対戦を拒否していた。

FIFAは2月28日にUEFAとともに、ウクライナに侵攻したロシアに対して、主催大会への出場を禁止することを決めていた。また、ウクライナもプレーオフに出場しており、スコットランドとの試合はFIFAにより6月まで延期されている。