今季で契約の切れるチェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(29)が、シーズン終了後にフリーエージェントとしてレアル・マドリードに加わる見通しとなった。複数の欧州メディアが報じた。

リュディガーはRマドリードと4年契約で合意したもよう。チェルシーも同DFとの契約延長を望み、週給23万ポンド(約3940万円)をオファーしていたが、Rマドリードがこれをはるかに上回る金額を提示し、合意に至ったという。

チェルシーは、ロシア人オーナーのアブラモビッチ氏が英国政府から経済制裁を受け、クラブも選手獲得や契約延長について制限を受けた。それもリュディガーとの残留交渉で足かせとなったようで、トゥヘル監督は同DFが今季終了後にクラブを去ると明言していた。

リュディガーについてはバルセロナやパリ・サンジェルマン、ユベントスなども獲得に興味を示していた。