チェルシーのトーマス・トゥヘル監督(48)が、終了間際に失点し、2-2で引き分けた7日ウルバーハンプトン戦翌日のオフを返上していたことを明かした。

トゥヘル監督は10日、リーズ戦の前日会見に出席。8日の日曜日に予定されていたオフを取りやめにしたことについて「選手たちに罰を与えようとしたわけじゃない。そう思った選手がいたかもしれないが、それは違う。オフを取る状況ではないし、みんなで一緒に話し合う方がいいと思った。我々はとても軽い練習を行い、みんなで走り、いくつかの事について話し合った」

「彼らは練習場に来た意味が分かると、それを受け入れたようだった。午後1時からU-23の試合があったから、選手の3分の2は残ってそれを見ていったと思う。すぐに車に乗って帰っていった選手は誰もいなかった」などと説明した。

トゥヘル監督はウルバーハンプトン戦のハーフタイムにDFマルコス・アロンソと口論になったという一部報道は否定した上で「毎日みんなから愛されたいのであれば、フットボールの監督になるべきじゃない」と話し、日曜日に練習とミーティングを行ってチーム内の嫌な雰囲気を一掃し、代わりに月曜日の練習をなしにしたことも明かした。

チェルシーはリーズ戦の後は14日にリバプールとのFA杯決勝を迎える。