日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカは敵地で強豪セビリアと引き分け、勝ち点1を手にした。久保は後半途中出場だった

前節で残留争いのライバルであるグラナダでホームで6失点の大敗を喫し、降格圏に転落。なんとしても勝ち点が必要で、5バックで守備的な布陣を敷いた。

セビリアに攻め込まれる時間が続いたが、マジョルカはしのいでカウンターをうかがう。久保は後半28分から出場し、得意のドリブルでキープ役に。周囲のサポートはあまりなく、引き分け狙いで割り切って戦った。

後半ロスタイムには相手に決定機を与えたが、GKレイナが相手のヘディングをスーパーセーブして阻止。最低限の勝ち点1を手にした。

チームはこれで勝ち点33とし、残り2試合で18位。前節を終えて最下位の20位だったアラベスが勝って勝ち点31とし、暫定ながらレバンテの勝ち点31を上回った。勝ち点35で17位のカディスは12日に試合を行う。