レアル・マドリードが11日、モナコからフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ(22)を獲得したことを発表した。

契約は6年間。移籍金に関してクラブは公表していないが、スペイン紙アスは8000万ユーロ(約112億円)+出来高ボーナス2000万ユーロ(約28億円)だと伝えている。また同紙によると、Rマドリードがパリ・サンジェルマンとの獲得争いに勝ったという。

チュアメニは11歳の時にボルドーへ入団。その後、順調にステップアップし、18歳だった18年7月に同クラブでトップチームデビューを果たした。20年1月にモナコへ移籍し、今季は公式戦50試合に出場して5得点を記録している。

現在、昨年9月にデビューしたフランス代表の一員として欧州ネーションズリーグを戦っており、14日にRマドリードの練習場で入団セレモニーを実施する予定。

Rマドリードにとってチュアメニは、チェルシーから先週フリーで獲得したドイツ代表DFアントニオ・リュディガーに続き来季に向けた2人目の補強選手となっている。(高橋智行通信員)