パリ・サンジェルマン(SG)は、ニースのクリストフ・ガルティエ監督(55)の獲得に動きだした。16日付のフランス・レキップ紙が報じている。

同紙は「ガルティエ監督は数週間前からパリSGの次期監督候補のリストに入っている。ジネディーヌ・ジダン氏のうわさもあったが、数日前からガルティエ監督が優勢となっている」と伝えた。

既に現地では、パリSGがマウリシオ・ポチェッティーノ監督(50歳)を解任することで本人と合意に達したと報じられている。

新監督を迎えるにあたって、発生する違約金はケタ違いだ。契約を1年残すポチェッティーノ監督解任に伴う違約金が1500万ユーロ(約21億円)。さらに、24年まで契約を結んでいるガルティエ監督を呼ぶためには、ニース側に500万~1000万ユーロ(7億~14億円)を支払うことになる。

違約金だけで計30億前後が発生する見通しだ。

チームは今夏、日本ツアーで7月20日川崎F戦(国立)、23日浦和戦(埼玉)、25日G大阪戦(パナスタ)を予定している。

多額の違約金を支払って、新監督を迎えることができるのか。(松本愛香通信員)