フランスのレキップ紙は23日付でブラジル代表FWネイマール(30)が、パリ・サンジェルマン(SG)との契約を2027年まで延長する可能性があることを伝えた。

同紙によれば17年夏にバルセロナから加入したネイマールは、21年春に25年まで契約を延長。その際、2年の延長オプションが付いており、それが今年7月1日に更新されるという。同紙は「ネイマールはパリを去る気はない」と報じており、オプションの行使は間違いなさそうだという。

その一方で、パリSGのアルケライフィ会長はパリジャン紙、マルカ紙など複数メディアのインタビューに応じ、ネイマールの今後について問われると「それは話せない」とした上で、こう続けている。

「クラブのプロジェクトに入らない選手たちは、出て行ってもらうのみ」

「競争心がなく、快適な環境にとどまりたい者は外れてもらう」

ネイマールが契約延長オプションを行使したとしても、クラブ側が構想外とする可能性もあり、目が離せない状況は続きそうだ。

パリSGは今夏、日本ツアーで7月20日川崎F戦(国立)、23日浦和戦(埼玉)、25日G大阪戦(パナスタ)を予定。果たしてネイマールは来日するのだろうか。(松本愛香通信員)