国際サッカー連盟(FIFA)は16日、全インドサッカー連盟(AIFF)が、第三者から不当な影響を受けており、FIFA規約の重大な違反にあたるとして、全会一致で即時資格停止処分とすることを発表した。

処分は、AIFFの権限を引き継ぐ管理者委員会の設置命令が廃止され、AIFF管理者が、連盟の日常業務を完全にコントロールできるようになった時点で解除される予定。

この停止処分を受け、今年10月11日にインドで開幕するU-17女子ワールドカップ(W杯)は、現段階でインドでの実施はできなくなる。

FIFAは同大会の開催に向け、次のステップへの検討に入っている。FIFAは、インドの青年スポーツ省と建設的なコンタクトを取っており、前向きな結果が出る可能性に期待しているという。