22年ワールドカップ(W杯)カタール大会でも日本の前に立ちはだかる19歳のドイツ代表FWジャマル・ムシアラが、ホームのレーバークーゼン戦で躍動した。

前半3分、グラウンダーの右クロスでサネのゴールをアシスト。同17分にはミュラーからのパスを受け、ゴール右45度から右足を思い切り良く振り抜き、ニアサイドに今季7試合で5点目となるゴールを突き刺した。さらに同39分には再び右サイドからのパスでマネの得点を演出。この日は1ゴール2アシストの活躍で、勝利に貢献した。

王者バイエルンだが、ブンデスリーガでは4試合白星がなく、メディアではナーゲルスマン監督の進退問題も取り上げられていた。

ムシアラは5戦ぶりのリーグ戦勝利にも「もう何試合もこういう試合を続けないと。まだ本来の僕たちが戻ってきたとは言えない」と慎重だったが「みんなが今日の勝利を望んでいた。みんながプレッシャーを感じていた。全員がNO・1になりたいと思っていて、今日はその意気込みを見せることができた。バイエルンならプレッシャーはいつでもあるんだ」と力を込めた。