インドネシア1部の試合後、サポーターと警察の衝突で125人の犠牲者を出した惨事で、敗れたホームチーム・アレマで指揮を執るチリ人のハビエル・ロカ監督が「選手の腕の中で死んだサポーターもいた。精神的に打ちのめされた」と語った。英メディアBBCなどが報じている。最年少の犠牲者はわずか3歳だったという。

試合終了後、ピッチに侵入したファンに対して警察が催涙ガスを発射し、約18人の警官が調査を受けている。試合が行われたマラン市の警察署長は解任され、少なくとも9人の警官が停職処分を受けた。サポーターがガスから逃げる際に踏みつけられたり、押しつぶされて窒息したりしたため、320人以上が負傷した。インドネシアの児童・女性問題担当副大臣によると、子どもは3歳から17歳だったという。