英紙「ミラー」電子版が、今季初めにリバプールを去ったMF南野拓実(27=モナコ)とFWディボック・オリジ(27=ACミラン)が新天地で苦労していることを特集している。

モナコのスポーツディレクターのポール・ミッチェル氏が同紙の取材に応じ「南野拓実は(獲得した選手の中で)当面の間、最も溶け込むのが難しい選手だ。辛抱強くやっていかなければならない。ランス戦での彼のゴールが、さらに多くのゴールにつながることを願っている」とコメントしたことを紹介。続けて「我々は、彼にリラックスしたプレーを取り戻させるために努力している。彼は27歳で、ピークを迎えつつある。彼の能力に疑いの余地はない」と高く評価しながらも、南野がクラブでの生活に適応するためにもっと時間が必要であることを認めている。

同紙によると、南野はプレミアリーグの多くのクラブからの関心が寄せられていたが、モナコとの契約を選択したとし、フランス1部で7試合に出場してわずか1得点にとどまっているとしている。

また、南野のほか、ACミランにフリーで移籍したオリジも、わずか4試合の出場にとどまり、ゴールを決めていないことに言及し「今シーズン最悪の契約」と現地で厳しい評価を受けていることを報じている。