現在負傷中のレアル・ソシエダードMFミケル・メリーノ(26)が2月末まで戦列復帰できないと23日、クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコ電子版が報じた。ミケル・メリーノは17日の国王杯4回戦で左足大腿(だいたい)二頭筋を負傷。21日に行われたスペインリーグ第18節ラヨ・バリェカノ戦を欠場していた。

アルグアシル監督はかねて、ミケル・メリーノの欠場期間について「3週間くらい」と説明していたが、同紙によると、けがの具合は予想よりも深刻なもので、全治5週間とみられている。

これによりミケル・メリーノは、今週控える重要な国王杯準々決勝バルセロナ戦やスペインリーグ第19節レアル・マドリード戦はもちろん、バリャドリード、エスパニョール、セルタとのリーグ戦を欠場せざるを得ないとのこと。さらにチームがバルセロナに勝利した場合、来月8日に開催予定(※正確な日時は未定)の国王杯準決勝第1戦も休むことになるという。

同紙は、順調に回復すれば、2月下旬に行われる同リーグ第23節バレンシア戦で戦列復帰できると伝えている。

ミケル・メリーノは今季ここまで、アルグアシル監督にとって絶対的なレギュラーの1人として活躍。スペインリーグで7アシストを記録し、同ランキングでフランス代表FWグリーズマン(アトレチコ・マドリード)やデンベレ(バルセロナ)、ブラジル代表FWロドリゴ(レアル・マドリード)などを抑え、トップに立っている。(高橋智行通信員)