サッカーのカンボジア代表の実質的な監督を務めてきた本田圭佑が、同国代表での仕事を終えた。U-22(22歳以下)カンボジア代表を率い、東南アジアで注目を集める総合競技大会「SEA Games」の1次リーグ最終戦で、インドネシアと対戦。1-2で敗れ、敗退が決まった。
本田は胸元に紫色の派手な柄の入ったクリーム色の上着に同じクリーム色のパンツを合わせ、しゃれたいでたちでピッチサイドに立って指揮。自国開催で、大逆転での4強入りの可能性を信じて詰めかけたサポーターでほぼ満員となったプノンペンのオリンピック・スタジアムで最後まで戦い抜いたが、結局1勝1分け2敗。A組3位で敗退となり、思ったような成績を残せなかった。
この大会がカンボジアでの監督生活の「集大成」となるだけに、タイなどで、約2週間のキャンプを3回もこなす徹底した準備で備えてきたが、結果は出なかった。
本田は前回のFIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会後の18年8月に、同国のA代表と五輪世代の代表チームを実質的に指揮する代表チームのゼネラルマネジャー(GM)に就任。21年3月に契約を23年まで更新。すでにA代表の活動日程は今年1月初旬で終了し、退任が発表済み。これが、同代表の実質的監督として最後の活動だった。
この大会は東南アジアの総合競技大会で長い伝統がある。五輪のように陸上や柔道などさまざまな競技が行われ、サッカー男子は年代別代表チームの編成で戦う。今回が第32回大会で、カンボジア開催で結果が求められていた。

