サッカー韓国代表でプレミアリーグのトットナムMF孫興民(ソン・フンミン=30)が20日、サウジアラビア・リーグへの移籍の可能性をキッパリ否定した。これまで、ESPNや英国などの複数メディアが、アルイテハドから年俸3000万ユーロ(約45億円)の4年契約の移籍打診を受けたと報じていた。

孫興民は「オレにお金はそれほど重要ではない。プレミアリーグが好きだし、このリーグでやり残したことがまだまだある。トットナムで結果を残したいし、来シーズンに向けていい準備をしたい」と話した。

さらに「過去に(韓国代表主将の)奇誠庸(キ・ソンヨン)さんは(中国リーグからオファーを受けた時)“韓国代表のキャプテンは中国リーグには行かない”と話したことがある。韓国代表の主将はサウジには行かない」と言い切った。

孫興民は今季、リーグ戦10得点6アシスト、欧州CLで2得点、FA杯2得点で、公式戦合計14得点6アシスト。昨シーズンは23得点を挙げてアジア人初のプレミアリーグ得点王になった。