米プロバスケットボールNBAのマーク・テイタム副コミッショナーは、サッカーの強豪レアル・マドリードの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウでNBAレギュラーシーズンの試合を行うことに前向きであると語った。ESPN電子版が報じた。

NBAはこれまで海外の屋外サッカースタジアムで試合をしたことはない。テイタム氏の発言は、10日にダラス・マーベリックスがマドリードのWiZinkセンター(屋内アリーナ)でレアル・マドリード・バロンセスト(レアル・マドリードのバスケットボール部門)にプレシーズン戦で敗れた後のもの。WiZinkセンターは1万7000人強を収容できるが、サンティアゴ・ベルナベウはサッカーの試合に約8万5000人のファンを集める。

10日にメディアに対応したテイタム氏は「私は(改修中の)新しいベルナベウを見る機会があった。芝生を上げ下げするシステムも見た。ワールドクラスのスタジアムになるだろうし、状況が許せばあそこでプレーしたいね」

「来年オリンピックが開催されるフランスのように(NBAの試合を行うには)伝統のある大きな市場であることも重要だ。ドイツ、スペイン、イタリアは我々にとって重要な市場だと考えている。いくつかの国は条件に見合う会場がないところもある。建設計画はあるが。ただ、我々はどこででも試合を開催することに前向きだ」などと話した。

テイタム氏はNBA開催には「一定の基準」を満たした「世界クラスの建物」が必要だとし、ヨーロッパトップの町の例としてロンドンを挙げた。

10日の試合はNBAにとってスペインの首都で8回目、スペインで20回目の試合で、1988年にNBAチームが初めてスペインでプレーしてから35年後のことだった。