サッカーの世界的レジェンド、フランツ・ベッケンバウアー氏が7日に死去したとドイツ・サッカー連盟が8日、発表した。78歳。死因は明らかにされていない。近年は健康問題で苦しんでいた。
日本サッカー協会の相談役、川淵三郎氏がコメントを発表した。次の通り。
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Sirボビー・チャールトン氏に続き、偉大なる名選手が亡くなったのは寂しい限りだ。「カイザー(皇帝)」のニックネームが示す通り、いつも紳士的で優しかった。印象に残っているのは、2002年のFIFAワールドカップの招致活動をしていた1995年、ヨーロッパの動きを探るためにFIFAやクラマーさんら伝手を頼ってベッケンバウアー氏との面会の機会を得た。その席で韓国との共催を仄めかされショックを受けたのだが、次にイングランドサッカー協会の会長にも同様のことを言われ、それで初めて共催もあり得ると思った。
次に思い出深いのが、2006年のFIFAワールドカップで渡独し彼とゴルフをご一緒したとき。彼も結構な腕前だったが、前半に僕がパーで回って彼を驚かせた。後半は猛暑の影響でスコアも体調もボロボロ。ホテルに戻ってベッケンバウアー夫妻と食事をすることになったのだが、熱中症のような状態でシャンパンを飲み、目の前が真っ暗に。招待された手前、席を外すわけにはいかないと思い、耐えに耐えて食事をした思い出がある。
西ドイツが優勝した1974年のワールドカップも現地で見ている。あれほどのスターとお付き合いできたことは、今思えば夢のようだ。ベッケンバウアーさん、安らかにお眠りください。

