パリ・サンジェルマン戦で先発出場したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)を、クラブの地元紙は高評価した。
Rソシエダードは14日にアウェーで行われた欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦で強豪パリ・サンジェルマンと対戦したが、後半にエースのエムバペとFWバルコラにゴールを許し、0-2で敗れた。
公式戦3試合連続で先発した久保は、定位置の4-3-3の右ウイングでプレーした。徐々に調子を上げていき、前半チームで最もチャンスを作り出す選手となった。18分にDFベラルドを個人技で翻弄した後、ペナルティーエリア右から左足でシュートを打つが、惜しくも枠外。続く22分、右サイドから左足でクロスを上げたが、アンドレ・シウバのヘディングシュートは枠を捉えられなかった。後半は相手にペースを握られたため、守備に追われる苦しい時間が続き、最後までゴールを奪えずにピッチを後にした。
Rソシエダードは今回の敗戦で公式戦2連敗となった。さらにここ5試合勝利なくノーゴールが続き、474分間無得点となっている。
クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について、「個人主義者であることに間違いないが、それはチームが彼にそのことを求めているからだ。前半は切れ味鋭いプレーを見せ、あと一歩で先制点を生み出すところまで迫った。一方、後半は少し姿を消し、違いを生み出すにはかけ離れたところにいた」と評し、チームトップタイの6点(最高10点)をつけた。
スベルディア、ハビ・ガラン、アンドレ・シウバが久保と並ぶ6点。レミーロ、トラオレ、ル・ノルマン、スビメンディ、ブライス・メンデス、ミケル・メリーノ、バレネチェアが5点。途中出場のザハリャン、パチェコ、トゥリエンテス、サディクはアランブルの5人は採点なしとなった。
久保は今季ここまで欧州CLで7試合(先発6試合)、473分出場。得点、アシストともに記録していないが、1次リーグ第3節ベンフィカ・リスボン戦でMVPに選出されていた。
Rソシエダードはこの後、来月5日に行われる第2戦でパリ・サンジェルマンをホームに迎え、逆転勝利を目指すことになる。(高橋智行通信員)

