レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が、2日にアウェーで行われるスペインリーグ第27節セビリア戦で、アジアカップ(アジア杯)後の公式戦7試合連続で先発出場するとスペイン紙マルカが試合当日に予想した。

久保は2月27日にホームで開催された国王杯準決勝第2戦マジョルカ戦で、いつも通り4-3-3の右ウイングで先発出場。相手の5バックにてこずりながらも、後半9分にシュートを放ち、26分には同点弾を記録したオヤルサバルにスルーパスを出したブライス・メンデスと壁パスで連携し、ゴールのプレーに関与した。しかしチームはPK戦の末に敗退。久保の初タイトル獲得の夢はかなわなかった。

マルカ紙はセビリア戦に向け、アルグアシル監督がこの3日後に控える欧州チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマンとの大一番を考慮し、大幅なローテーションを実施すると予想。トラオレ、ル・ノルマン、ハビ・ガラン、スビメンディ、ミケル・メリーノ、オヤルサバルといった主力が温存される一方、久保は休むことなく再びスタメン入りすると予想している。

その先発メンバーは

GK=レミーロ

DF=アランブル、スベルディア、パチェコ、ティアニー

MF=ブライス・メンデス、トゥリエンテス、オラサガスティ

FW=久保、アンドレ・シウバ、ザハリャン

マジョルカ戦に続き、カルロス・フェルナンデス、アイエン・ムニョス、オドリオソラ、エルストンド、バレネチェアの5人がけがで招集外だった。

Rソシエダードのスペインリーグ成績は26試合10勝10分け6敗の勝ち点40で7位。対するセビリアは26試合5勝9分け12敗の勝ち点24で15位と、昨季に続き低迷している。(高橋智行通信員)