Rソシエダードのアルグアシル監督(52)がグラナダ戦の前日、MF久保建英(22)について「トッププレーヤーになるためにはまだ足りないものがある」とコメントした。

Rソシエダードは9日、アウェーで行われるスペインリーグ第28節グラナダと対戦する。この一戦の前日、アルグアシル監督(52)が記者会見に出席した。

アルグアシル監督はその際、ここのところフィジカル面に違和感のあった久保建英について「どうなるか疑問を持っている。昨日(7日)の練習に参加しなかった。しばらくハムストリングに問題を抱えており、背中の問題にも苦しんでいる」と説明した。

さらに久保に関して「とても若いし、チームにもたらせてくれているものに満足している。しかし、トッププレーヤーになるためにはまだ足りないものがあるし、さらなるステップを踏む必要がある」と言及した。

また、アルグアシル監督は、国王杯と欧州チャンピオンズリーグから敗退した後の目標について「我々は今、5年連続で欧州カップ戦に出場するという歴史を築き上げるという、シーズンで最も重要かつ美しい目標に直面している。その目標はとても大きなものだ。我々はこれまで3大会で全力を尽くしてきたが、この後、最も美しい褒美を目指して戦うことになる」と明言していた。(高橋智行通信員)