韓国代表が、今年1~2月にカタールで開催されたAFCアジアカップ(アジア杯)直前の隣国UAE合宿中(1月3~10日)に、宿舎で金を賭けたトランプゲームをしていたことが14日までに発覚した。代表宿舎のリラックスルームで選手数人と韓国サッカー協会(KFA)職員が、韓国から持ち込んだトランプとチップで“勝負”。その過程で金銭のやりとりがあったという。

KFAは13日に「招集期間が長いW杯(FIFAワールドカップ)やアジア杯の最中は、リラックスのため宿舎に休憩室を設ける。そこにはゲーム機やボードゲーム、トランプ、カラオケなどが設置されている。ただ、選手団が金を賭けて賭博をした、ということではない」との声明文を出した。

続けて「練習後、選手たちは飲料水を賭けてゴール当てゲームなどをするが、賭博とは言わない。カードゲームも似たようなものだ」と疑惑に対して主張したものの「選手だけが利用できるリラックスルームで起きたことで、そこに職員も一緒にいたのは遺憾。該当職員は職位解除した」と、早くも処分していたことを公表した。

複数の韓国報道によると「トランプゲームで、最も大きく負けた選手は5万ウォン程度(約5000円)」となっている。