アトレチコ・マドリードがユベントスのアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレス(27)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。契約期間は今季終了までの1年となっている。
今夏、デ・パウルやコレアなど何年にも渡ってチームを支えてきた8人を放出したAマドリードは大型補強を敢行し、ルッジェーリ、バエナ、ジョニー・カルドーゾ、アルマダ、プビル、ハンツコ、ラスパドーリの7人を獲得してシーズンをスタート。しかし、スペインリーグ開幕からの3試合で2分け1敗の16位と成績不振に陥っている。
スペイン紙アスによると、クラブはこれにより新たな補強に動かざるを得なくなり、以前より補強候補に挙げていたサイドアタッカーのニコラス・ゴンサレスの獲得に至ったとのことだ。
期限付き移籍の手数料は100万ユーロ(約1億7000万円)だが、最大で200万ユーロ(約3億4000万円)になる可能性があるという。また、この契約には3200万ユーロ(約54億4000万円)の買い取りオプションが付帯している。さらに一定の条件が満たされた場合、買い取りが義務となる。
ニコラス・ゴンサレスはアルゼンチン人だが、イタリアとの二重国籍を保持しているため、ナウエル・モリーナ、ギャラガー、アルマダで埋まっているEU圏外枠の影響は受けない。監督の三男ジュリアーノ・シメオネと右サイドハーフのポジションを争うことになるが、左サイドでもプレーできる能力を備えている。今月のワールドカップ(W杯)予選のメンバーに選ばれているため、チーム合流はその後になる。
ニコラス・ゴンサレスは昨季、それまで3季所属して38得点を挙げたフィオレインティーナからの期限付き移籍でユベントスに加入した。同シーズン、わずか5得点と低調なパフォーマンスだったものの、この契約には買い取り義務オプションが付いていた。そのためユベントスは今夏、約2600万ユーロ(約44億2000万円)で買い取った後、Aマドリードに期限付き移籍させている。
Aマドリードには現在、アルゼンチン人選手が6人所属しているが、そのうちムッソ以外の5人(フリアン・アルバレス、モリーナ、ジュリアーノ・シメオネ、アルマダ、ニコラス・ゴンサレス)は来夏のW杯に参加する可能性が高い。(高橋智行通信員)

