FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会が開幕し、日本(FIFAランキング18位)は1次リーグF組の初戦でオランダ(同8位)と対戦する。日本時間15日の午前5時キックオフを前に、相手国の報道も盛り上がっている。13日付の「アルヘメーン・ダッハブラット」紙は日本を特集。歴史や、森保一監督(57)について触れられた。

ヨハン・イナン記者は「オランダが現地の日曜日に対戦するアジアの国は、W杯に出場するのは8大会連続8回目。オランダに縁のある選手も複数、擁している。日本について知っておくべき情報は以下の通りだ」と紹介した。

■歴史

1994年、ロッテルダム出身のハンス・オフトは日本を初のW杯出場へ、あと一歩のところで導くことはできなかった。それから32年がたった現在、サムライブルー(日本代表)は米国で開催されるW杯で8大会連続の出場を果たそうとしている。組み合わせ抽選会でシード国(保護された第1ポット)になったことは一度もないが、これまで決勝トーナメント(ベスト16)に4回、進出している。これが彼らの過去最高成績だ。

■出場権獲得への道のり

日本は2026年3月、開催3カ国を除いて「世界で最も早く」W杯本大会への出場を決めた国となった。ファーストステージ(2次予選)は24年6月に6戦全勝…24得点0失点という完璧な成績で終えた。続く最終予選のグループでも、ハジメ・モリヤス(森保一)監督が率いるチームは3試合を残した段階で、早くもW杯への切符を手にした。その後は3試合ほど調子の上がらない時期があったものの、ブラジルやイングランドといった世界のトップ国を撃破するなど、非常に強力な親善試合のキャンペーンをへてW杯へ一気に調子を上げている。

■監督ハジメ・モリヤス

57歳の森保監督は現役時代、疲れ知らずの守備的MFであった。1990年にはマンチェスター・ユナイテッドの入団テスト(練習参加)を受けた経験もある(1カ月の留学。契約には至らず、現在はサンフレッチェ広島として知られるマツダに残留した)。同クラブで14シーズンにわたってプレーし、リーダー、そしてクラブの象徴へ成長した。

現役時代はロン・ヤンスと1年間、チームメートとしてプレー。ヴィム・ヤンセンからは3シーズンにわたって監督として指導を受けた。

特に後者のヤンセン氏とは深い友情を築いた。森保監督は25年11月に欧州チャンピオンズリーグ(CL)のフェイエノールト-セルティック戦を視察した際、ヴァルケノールト(フェイエノールトの練習場)にある「ヴィム・ヤンセン広場」や、亡き恩師の墓前を訪れている。

また、代表選手としてもロッテルダム出身のハンス・オフト監督の下でプレーしたが、94年のW杯出場権をあと一歩のところで逃した(ドーハの悲劇)。

しかし、監督としてはより大きな成功を収めている。まず広島の監督として4年間で3度のリーグ優勝に導き、現地での人気を不動のものとした。そして今、自身「3度目」のW杯に臨もうとしている。

2018年ロシア大会には、アシスタントコーチとして参加。そのW杯後に監督を引き継ぎ、現在では代表監督として通算100試合を突破している。その過程で、彼は「ジャイアントキリング」の名声を築き上げた。W杯カタール大会以降、日本は世界の強豪国を次々と撃破してきたからだ。

森保監督は規律正しく、かつ野心的だ。彼はこの予選サイクル全体を通じて、選手たちに「世界一(W杯優勝)を信じること」を説き続けてきた。

日本がベルギーやクロアチアを相手に決勝トーナメントで僅差で敗れた過去の大会から、彼は自信を得ている。

「(現チームにとって)ベスト8進出は現実的だ「しかし、そこだけを目標にしていては、それ以上の成長は期待できない」

■日本の直近の親善試合結果

2025年10月14日:日本3-2ブラジル

2025年11月14日:日本2-0ガーナ

2025年11月18日:日本3-0ボリビア

2026年3月28日:スコットランド0-1日本

2026年3月31日:イングランド0-1日本

2026年5月31日:日本1-0アイスランド

日本代表ワールドカップ初戦、強豪オランダと対戦 負けられない戦いが始まる!/ライブ速報します