スペイン(FIFAランキング2位)がアルゼンチン(同1位)を延長戦の末に倒し、頂点に返り咲いた。2010年南アフリカ大会以来16年ぶり2度目の優勝を果たした。8試合でわずか1失点。史上最多48チーム参加による104試合目で復権した。
完全に試合を支配し、シュート20本を浴びせながらゴールを割れなかった中、ついに均衡を破ったのは106分だった。0-0で迎えた延長後半1分、FWフェラン・トーレス(26=バルセロナ)の今大会初ゴールがV弾となった。
「勝つつもりだった。全ての決勝は難しいもので、相手にはメッシがいたから。批判もあったかもしれないけど、自分たちのサッカーをした」
チームは国際Aマッチ38戦負けなしの世界新記録(PK戦は引き分け扱い)を樹立。18~21年にイタリアがマークした37戦無敗の記録を更新した。最後に負けたのは24年3月22日の国際親善試合コロンビア戦(0-1)までさかのぼるほどだ。
「無敵艦隊」を率いたルイス・デラフエンテ監督は65歳28日。10年大会で同国をW杯初優勝に導いたデルボスケ監督の59歳200日を上回り、W杯の最年長優勝監督となった。
「とても誇りに思う、この世代が成し遂げたことを。アイデアと才能にあふれ、非常に強い集団になれた。若い選手たちが成し遂げてくれた。私たちには一体感があった」
スペインを年代別の欧州王者に導くなど実績を積み、原則24歳以下で戦った21年の東京五輪は銀メダル。前回のW杯後にA代表の監督に就任すると、当時16歳のFWヤマルなど若手を積極的に登用し、24年の欧州選手権を制した。
65歳の指揮官の下、24年の南米選手権王者アルゼンチンとの「フィナリッシマ」(最終決戦)を制し、次回2030年大会の開催国が16年ぶりのW杯制覇を成し遂げた。
◆スペイン勝ち上がり◆
1次リーグ第1戦 0△0 カボベルデ
1次リーグ第2戦 4○0 サウジアラビア
1次リーグ第2戦 1○0 ウルグアイ
決勝トーナメント1回戦 3○0 オーストリア
決勝トーナメント2回戦 1○0 ポルトガル
準々決勝 2○1 ベルギー
準決勝 2○0 フランス
決勝 1○0 アルゼンチン


