カッパ巻き「硬い!」
和食って、すごいです。日本を離れてまだ数日。ロシア料理のボルシチやピロシキを食べる前に、すしに出合いました。
メーンプレスセンターの中にはフードコートがあります。いちばん奥のお店をのぞくと、ディスプレーにすしが並んでる! 思わず「ライスロール ウィズ キューカンバー」を注文しました。190ロシアルーブルで、日本円にして約570円と少し高めな値段設定。そして待たされること数分。コックさんが紙皿を持って現れました。「カッパマキ、ネ」とにっこりしながら言われて、その単語を知っていることにびっくりしました。
その皿を持ってメディアセンターの中を歩いていると、海外メディアの人に「それはスシだね。どこに行ったら買えるの?」と2人から声をかけられました。和食は無形文化遺産に登録されたばかり。日本にいると分からないですが、和食の知名度の高さに驚きました。
あ、肝心の味は…。付いていたガリはおいしかったです。しょうゆとわさびは普通でした。かっぱ巻き自体は、ざっくり大きめに切られたキュウリと、ぎゅうぎゅうに巻かれた酢飯で、口に入れた瞬間の感想は「硬い!」でした。【保坂恭子】
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