[ 2014年2月5日23時56分 ]本番会場で練習する恩田祐一(左)と石田正子(共同)

 ノルディックスキー距離で女子のエース石田正子(JR北海道)と男子の恩田祐一(アークコミュニケーションズ)が5日、会場のコースを試走した。

 8日に距離複合を控える石田は上り、下りの技術を確認しながら約2時間滑り「一つ一つのレースに向けてしっかり調整していく」と落ち着いた表情で話した。

 昨年2月のワールドカップ(W杯)ソチ大会とは雪質が異なり、固く締まっているという。日なたと日陰でも状況が異なり、ワックスの判断も重要になりそうだ。石田は13日の10キロクラシカルと22日の30キロフリーも出場する予定。

 11日のスプリント・フリーに臨む恩田はコースで初練習し、好感触を得た。「あとは疲れを抜いて、いい状態に持っていって試合でベストを尽くす」と抱負を語った。