[ 2014年2月12日12時19分

 紙面から ]長島に声援を送る父親勝二さん(中央)、右隣は姉の麻美子さん

 男子500メートルに出場した長島圭一郎(31=日本電産サンキョー)と及川佑(33=大和ハウス)の故郷池田町では、競技に合わせ10日夜から11日未明にかけて「町民大応援会」が行われ約300人が声援を送った。6位に終わった長島の父勝二さん(66)は「最後は倒れるくらいに走っていましたし、本当に立派だと思います。よく頑張りました」と涙をぬぐった。

 昨年夏には帯広合宿の合間にわずか3時間里帰りした。トウキビを頬張った後、「いびきをかいて2時間寝ていました」と勝二さん。ゆっくり会話をする時間もなく、1月末にメールで「全力を尽くせば結果は何番でもいいよ」と伝えると、「はいよ~」とメールで返事がきたくらいという。勝二さんは「長かったからね、お疲れさんと言いたい」と頑張りをたたえた。