日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. トップ
  2. ニュース
  3. 結果
  4. 出場チーム
  5. コース
  6. 歴代優勝
  7. 地区大会
  8. 大会展望
  9. 概要&テレビ放送

新谷擁するユニバEがV候補/大会展望

白鵬(右)の胸を借りて、ぶつかり稽古をする豪栄道(撮影・佐々木一郎)
ユニバーサルエンターテインメントのエースは、ロンドン五輪1万メートル9位の新谷仁美

 東日本大会で初優勝したユニバーサルエンターテインメントが優勝候補筆頭だ。同チームは3区で出場が濃厚な五輪代表の新谷仁美(24)でリードを奪うのが必勝パターン。ユニバーサルエンターテインメントを追う第一生命、デンソー、パナソニック、積水化学などは2区までに先行したい。
 1区では第一生命の田中華絵(22)、デンソーの石橋麻衣(23)ら、学生時代に実績のある新人が注目される。起伏のある難コース。ハイペースに持ち込めば差がつきやすい。
 距離の短い2区は選手層の厚い第一生命が有利。前半型布陣の積水化学も、少しでも差を広げたい。
 3区は各チームのエースが出そろう区間。新谷、吉川美香(28=パナソニック)、福士加代子(30=ワコール)、杉原加代(29=デンソー)の前回の区間上位4人に、マラソンの野口みずき(34=シスメックス)と木崎良子(27=ダイハツ)1500メートル日本記録保持者の小林祐梨子(24=豊田自動織機)といった日本の中長距離界のスターが勢ぞろいする。有力チームは新谷の前でタスキを受け、追いつかれてからの勝負に持ち込みたい。
 4区は最短区間だが外国人選手を起用できる。ケニア選手が在籍するユニバーサルとデンソーが20秒程度のアドバンテージが見込める。
 5区は後半のエース区間。ユニバーサルは先日の横浜国際女子マラソンで日本人1位となり世界陸上代表候補に浮上した那須川瑞穂(33)、第一生命は世界ハーフ8位の田中智美の出場が濃厚。東日本予選では那須川が区間賞だったが、田中の成長も著しい。第一生命としては5区で勝たないと勝機が遠のくだろう。
 6区も第一生命が、東日本予選区間賞の野村沙世(23)か、マラソンの尾崎好美(31)を起用できる選手層の厚さがある。3区の新谷と4区のワンジュグ(22)でリードすると思われるユニバーサルを、第一生命が5~6区で逆転できるか。







日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞