日本陸連は11日、世界選手権(8月、北京)マラソン代表として計6人を発表した。女子は名古屋ウィメンズ3位の前田彩里(23=ダイハツ)ら3人を選び、選考レースの昨年11月の横浜国際で優勝した田中智美(27)を選ばなかった。レース展開などを考慮し、大阪国際3位の重友梨佐(27)が選出された。

 ◆五輪、世界選手権の女子マラソン代表選考 選考レースとなる横浜国際(08年までは東京国際)、大阪国際、名古屋ウィメンズの3大大会を優勝して代表になれなかったのは、92年バルセロナ五輪の代表に漏れた谷川真理と大江光子以来23年ぶり。谷川は91年11月の東京国際、大江は92年3月の名古屋で優勝したが選出されず。