日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は21日、8月の北海道マラソンで男子2位のケニア出身、サイラス・ジュイ(埼玉陸協)にドーピング違反で8カ月の資格停止と同大会の記録が失効する処分を科したと発表した。大会の検査で興奮剤のメチルエフェドリンが検出された。本人の証言によると服用した風邪薬に含まれていた。

 ジュイは千葉・流通経大柏高出身で実業団の日産自動車や日立物流にも所属した。2010年には北海道マラソンを制した。